コミュニケーションの5つの原則まとめ

こんにちは、またはこんばんは。
コミュ障のマサです。


今回はコミュニケーションの基礎となる5つの原則について、
簡潔にまとめておきたいと思います。

このブログでお話しすることはこの5つの原則に基づいているので、必読の内容です。

原則1.相手の話を聴いていることを伝える

人の話を黙って聞いているだけでは、話し手は聴いてもらっていると感じられません。
あなたの話を聴いていますよ、あなたの話に関心がありますよということを伝えることが大切です。その代表的な手段は「オウム返し」です。

原則2.言語情報と非言語情報を一致させる

コミュニケーションにおいては、話の内容すなわち言語情報だけでなく、表情などの非言語情報もやり取りされます。一般に、言語情報と非言語情報が不一致だと、非言語情報が優位に立ちます。
例えば、仕事の面接などで言葉で「~には自信があります」と言っても、顔がうつむいていて面接官と目が合わなければ普通は自信がなさそうに見えるものです。
人に何かを伝える際は言語情報と非言語情報を一致させることが重要です。


原則3.感情ベースの話と事実・数値ベースの話を区別する

一般に人と人との会話は「喜怒哀楽」といった感情のやり取りをしている場合もあれば、ビジネスでよくあるように事実・数値やそれに基づく考えをやり取りしていることもあります。人が感情ベースの話をしているのに、事実・数値ベースの話で返してしまうと気持ちがすれ違いがちです。
例えば、「この前~さんに腹が立って~」、「気持ちは分かるけど~さんにも一理あるんじゃないか」というように腹が立って=怒ってという感情に対し、事実に基づいて批評めいたことを言うと大抵は相手の反感を買ってしまいます。何か指摘をしなければならない場面でも、まずは相手の感情に共感を示してからのほうが相手も受け止めやすいでしょう。
相手が感情ベースの話をしているのか、事実・数値ベースの話をしているのかを区別し、相手に合わせることが大切です。

原則4.相手をよく観察する

原則3.で共感を示すことについて軽く触れました。
共感とは「相手が」どのように感じているかを理解することですが、当然人の気持ちは目に見えないものですから理解することは容易ではありません。ですので、相手の話の内容すなわち言語情報や、表情・声のトーンなどの非言語情報から相手の気持ちを推察することが必要になってきます。
そのためには相手をよく観察することが重要です。特に表情は感情が表れやすいため、まずは相手の表情に注目することから始めるといいでしょう。これには自然と視線が相手の顔を向くという効果もありますので、人と目を合わせるのが苦手な方には特にオススメです。
また、相手のYes/Noのサインにも注目できるとよいでしょう(これについては下記記事が詳しいです)。

masa-commusyou.hatenablog.com

原則5.第一印象を磨く

一般に人は、人でも物でもあるいは無形物でも接する回数が増えるにつれその対象を好きになるという傾向があります。これを心理学で「単純接触効果」と言います。例えば、CMでなんとなく聴いていた曲がいつの間にか好きになっていたというのもこの例です。
ただし、単純接触効果が働くには前提条件があります。それは最初の接触時の対象の印象、すなわち第一印象が「中性または好印象であること」です。中性とは、特に好きでも嫌いでもないという状態です。つまり、第一印象が悪いと単純接触効果は働いてくれないわけです。
例えば、SNSなどで知り合った異性と初デートの場面で部屋着のような格好で来られたら、そこから付き合う関係までいくのが困難であるのは想像に難くないと思います。いわゆる「生理的に無理」と言われるやつです。
デートに限らず、最低限の身だしなみを整えるぐらいはしておいたほうがよいでしょう。