話を聴くときに大切なこと〜人の気持ちは分からない〜

こんにちは、またはこんばんは。

コミュ障のマサです。

 

昨日、コミュニケーション能力を鍛えるにはまず話の聴き方から鍛えるのがいいという記事を挙げました。

今日はこれに関連して、話を聴く際にぜひ意識しておきたいことをお話しします。

 

それは、人の気持ちは分からないということです。

 

当たり前ですが、人の気持ちは目に見えるものではありません。ですから他人の気持ちや考えていることが分からないのは当然のことです。だからこそ、自分の気持ちを分かってくれる人、共感してくれる人は大切に思われるわけです。

 

分からない人の気持ちにどうやって共感を示すのかは上の記事の「共感を示す」の項目で述べたとおりですが、ここでぜひ忘れないでいただきたいのが「人の気持ちは分からない」ということ。

共感を示すのが上手くなってくるとつい他人の気持ちが分かった気になり、決めつけで話してしまうことがあったりするのですが…他人の気持ちは話の内容や、表情・声などの非言語情報から推察することはできても正確に分かることはできません。

そして、他人の気持ちは分からないという意識があるからこそ人の話により真剣に耳を傾け、相手の表情・声のトーンなども細かく観察しようと思えるわけです。

この意識があるかないかで、話の聴き方の上達度は大きく変わってきます。

 

ぜひ、皆さんが聴き上手だと言われるようになっても、「人の気持ちは分からない」という意識は忘れないようにしてください。