コミュニケーションの原則4. 相手をよく観察する

こんにちは、またはこんばんは
コミュ障のマサです。

 

今日はコミュニケーションの原則4.
相手をよく観察する
について説明します。

 

(ちなみにコミュニケーションの原則は全部で5つあります。最初に言っておくべきでしたね汗。)

 

相手をよく観察することの主な目的は相手の感情に気づくことです。


 感情のやり取りや共感の重要性を原則3.感情ベースの会話と事実・数値ベースの会話を区別するの記事で述べましたね(未読の方は一読いただくと理解が深まります)。

masa-commusyou.hatenablog.com

 

 そして共感を示す際には相手の感情を推測することが必要なわけです。
 感情を推測するには相手の話の内容ももちろんヒントになりますが、感情というのは必ずしも言葉で表現されるとは限りません。
例えば、あなたが朝職場に行って好意を抱いている相手や尊敬している上司に会った場面を想像してみてください。
きっと、
「おはようございます!」
笑顔で、そして比較的明るい声で挨拶をしますよね(場合によっては緊張して声をかけられないとかもあるとは思いますが…)。
このとき言葉の内容としては「おはようございます」と述べているだけですが、表情や声のトーンといった非言語情報によって「あなたに会えてうれしいです!」といった感情を伝えているわけです。
このように感情というのは言語情報だけでなく、非言語情報でも表現されます。よって相手をよく観察し、相手の感情に気づいて共感を示していくことが重要になってくるわけです。
 とはいえ、相手をよく観察することが大事と言われても何をどう観察していいか分からない…という方もいると思います。
 そこでオススメしたいのは相手の表情をよく観察することから始めることです。
理由は2つあります。
1つは感情は非言語情報の中でも特に表情によく現れるからです。
このことは上のあいさつの例をイメージしてもらっても納得できるかと思います。声のトーンなどはある程度意識したり、ボイストレーニングをしていないとうまく感情にあった声が出ないこともありますが、会って嬉しい相手に会うなど嬉しいことがあれば自然と笑顔になりますよね。また、疲れていたり嫌なことがあれば自然と表情が暗くなりがちなのは経験としても分かるのではないかと思います。
理由の2つめは自然と目線が相手の顔に向くからです。
コミュ障あるあるだと思うのですが、相手の目を見るの苦手だったりしませんか?
かといって意識してじっと見つめっぱなしだと、相手に緊張感を与えてしまったり…。私も相手の目を見るのがいまだに苦手だったりします。ですが相手の表情をよく観察しようとすると自然と相手の顔に視線が向くわけですね。しかもずっと目だけを見つめる形にはならないから、変に見つめっぱなしにもならずちょうどいいわけです。

 もちろん、話の内容だったり仕草であったり観察すべきことは多々ありますが、いきなりあれもこれもというのは難しいでしょう。まずは表情を観察することから初めて、他のことは表情を観察することに慣れてきてからで十分です。
 他の観察すべきことについてはまたの機会に説明しますので、まずは相手の表情をよく観察することからぜひ実践してみてくださいね。

 

 さて、次はいよいよコミュニケーションの原則の最後です。
 明日か明後日には上げますのでお楽しみに!